先日のフィギュアスケートNHK杯、とても感動しました。
私が見ていたのは男子シングルだけだったのですが、メダルをとった選手がみんなアラサーの年齢の人ばかりで、これは若手選手が中心な種目ではとても貴重な結果です。
1位のヴォロノフ選手はロシアが、ソ連だったころを知っている選手だそうです。
そういう歴史の波を乗り越えた選手なのかと、それがどういうことなのか想像もつきませんが大変だったと思います。
今回は優勝が予想されていた羽生選手が欠場となり、試合のゆくえがわからなかったのですが、こういう試合はこの”わからなさ”がおもしろい、ともいえます。
欠場した選手にはもうしわけないのですが、こういう読めなさを楽しんでいました。
出場が決まっていたのに、棄権をした選手は羽生選手だけではなく、他にも2人の日本人選手が棄権しています。
そのかわりに出場した選手たちもよかったです。
この選手たちが、後に上がってくるかもしれません。
女子シングルやペアやアイスダンスは見ることができなかったのですが、女子シングルのほうは日本人選手の表彰台はなかったようです。
フィギュアスケートのファンは、日本人選手だけを応援しているわけではないですけど、もう少しで上がれただろう選手もいるので残念です。
宮原選手は怪我をしてから初めての試合なので、力を出しきれなくてもしょうがないと思います。
これで来年のオリンピック出場選手の予想が、ますますつきづらくなったともいえる状況です。
結果を知るのが、怖いような楽しみのような・・。